ACPLOT for Windows Version6
本プログラムは、指定した複数のフォルダを監視し、プロットデータが作成されるごとに
コンバートプログラムや、転送プログラムを起動し、プロッタ(DRASTEM製品)やA3プリンタに、効率的に出図を行うサービスアプリケーション(Acplotサービス)と、スプール状態表示やパラメータ設定を行うアプリケーション(AcplotUtility)から構成されています。
Version6から、プログラム本体がWindowsサービスアプリケーションとなりました。
パラメータ設定後はログオンしなくても動作しますので、セキュリティ面においても強化されます。
(AcplotUtilityを使用する際、スプール状態表示や設定変更時はログオンが必要です。)
オプションとして、
・HP-GL/HP-GL2/HP-RTLデータやDrastemEP8データを、TIFFやPDFに変換して保存するラスタ保存機能、
・ラスタ保存機能は、スキャナを介さずにラスタ化できるため、より精度の高いデータを効率よく作成することができます。
・imagePROGRAF iPFシリーズへの出力機能。
・ICカードやパスワードを使った印刷セキュリティシステム(DPAS)
があります。
|
|
|
|
スタンプ機能
スプールフォルダに作成されたプロットデータに、日時・テキスト情報等を任意の場所、任意のサイズで印字できます。
使用可能プロッタ:Drastem8789,8785,8784,8788,8787,8786,8747,8746,8688,8686,8648,8647,8646/CANON iPFシリーズ
使用可能フォーマット:EP8/HP-GL/HP-GL2/HP-RTL/TIFF/PDF
|
アカウント情報取得
出図のアカウント情報を出力することができます。
出図した時の日付・時間・図面サイズなど、各項目をスペースで区切り、書き込まれます。
フォルダ名やファイル名を使用して、部署別の集計などに利用できます。
【アカウントログの詳細】
|
ログ出力機能
スプールフォルダごとにログがとれますので、障害発生時の状況判断に役立ちます。
|
ラスタ変換機能(オプション)
<概要>
スプールフォルダに作成された、Drastem EP8フォーマット、HP-GL、HP-GL2、
HP-RTLを変換し、
指定されたフォルダへ、ラスタデータ(TIFF, PDF )を生成します。
基本仕様
2種類の処理モードを選択することが可能です。
・ラスタデータ保存処理のみ
・ラスタデータ保存処理 + 出図処理
|
入力フォーマート |
:Drastem EP8,HP-GL, HP-GL/2, HP-RTL |
出力フォーマット |
:PDF, TIFF |
・ 変換後のファイル名について、ユニーク名を作成するモードと拡張子のみ入れ替える モードが選択できます。
元データファイル名 + タイムスタンプ + 変換後のデータの拡張子( tif or pdf )
元データファイル名 + 変換後のデータの拡張子(tif or pdf) |
[PDF変換] |
元データファイル名
test_sample.ep8 |
変換後のデータファイル名
→ test_sample_20080430121503.pdf
→ test_sample.pdf |
[TIFF変換] |
|
元データファイル
test_sample.hpg |
変換後のデータファイル名
→ test_sample_20080430130011.tif
→ test_sample.tif |
|
印刷セキュリティシステム[DPAS](オプション)
<概要>
ICカード(Type A/B,FeliCa)を使った認証印刷システムです。
ICカードをかざす、パスワードを入力するのどちらかにより認証がとれると、
自分の印刷物のみ印刷されるようになるシステムです。
本オプションは2つのアプリケーションにより構成されています。
・DPASService
ユーザ管理や認証チェックを行います。
必ずACPLOT for WindowsがインストールされているPCにインストールする必要があります。
・DPASclient
ICカードリーダやパスワード入力により、プロッタに出力します。
通常、プロッタ本体近くのPCにインストールします。
概要図

※Draport(ドラステムネットワークポート)の出力や、アプリケーションからの出力で、ファイル名にユーザ名を付加します。
Draport(FTPもしくはファイル出力)を使用しない場合、アプリケーション側でユーザ名を付加する必要があります。
|
動作OS
・Windows 11
・Windows 10
・Windows Server 2022
・Windows Server 2019
・Windows Server 2016
|
サポートフォーマット
・EP8フォーマット(ラスタ変換可能)
・HP-GLフォーマット(ラスタ変換可能)
・HP-GL/2フォーマット(ラスタ変換可能)
・HP-RTLフォーマット(ラスタ変換可能)
・CALCOMP925フォーマット
・CALSフォーマット
・TIFFフォーマット
・PDFフォーマット
※一部プロッタの型式により、出図できないフォーマットもあります。
|
価格
項目 |
価格 |
設定費用 |
本体ライセンス(30台標準制御) |
180,000円 |
80,000円 |
本体アップグレードライセンス※注1
|
90,000円 |
80,000円 |
ラスタ保存機能(オプション)※注2 |
198,000円 |
50,000円
※本体同時設定時には、本体設定費用に含まれます。 |
iPF出力機能(オプション)※注2 |
150,000円/1台 |
50,000円
※本体同時設定時には、本体設定費用に含まれます。 |
印刷セキュリティシステム
DPAS(オプション)※注2
|
150,000円
(1ライセンス+ICカードリーダ1台付き)
追加ライセンス
20,000円/1ライセンス
(ICカードリーダ1台付属)
|
50,000円 |
※注1:旧バージョンのACPLOT for Windowsをご使用中で、 保守契約を締結されているお客様が対象です。
※注2:オプションはACPLOT for Windows Ver6 にて動作致します。
旧Verをお使いのお客様はVer6のライセンスが必要になります。
|
ご不明な点は担当営業までご確認ください。
|
|